一般公開講座①その1. 未来の暮らしを拓く、データサイエンスの技法。
受講生募集を締め切ったばかりで、講座も始まっていませんが、企画はドンドン!
2020年度の一般公開講座、1回目を7月4日(土)に予定しています。
このご時世だからこそ、ZOOMを使ったオンラインでの講座です。ZOOMを使ったことがなくても事前に練習会を用意しますので、お気軽にご参加いただけます。
テーマ:未来の暮らしを拓く、データサイエンスの技法。
【概要】今般の新型コロナウィルスの蔓延によって、私たちの暮らしは大きく変わろうとしています。ICT技術による新しい働き方、コミュニケーション術が定着するでしょう。また、この事態のなかで、これまでになかった事象が積み重ねられています。人々の行動歴と罹患することの関係性、新薬の開発における治験データの集積、緊急事態のなかでの人々の様々な心の揺らぎ様、…新たなビッグデータが生まれようとしており、それらをどう活かしていくか、データサイエンティストたちの、新たなチャレンジがはじまろうとしています。
そんな状況のいま、ビッグデータに焦点をあて、データをどう読み解き、活用していくのか、データの解析手法や活用事例などを学ぶことで、これからの暮らしを考えるきっかけにしたいと思います。
【日時】 2020年7月4日(土曜日)13:30~16:00
※午前中に、ZOOMの使い方の説明会を行います。(詳細は別途)
【講師】 梅津 佑太(長崎大学情報データ科学部 准教授)
■参考URL:https://www.idsci.nagasaki-u.ac.jp/staff/staff14.html
鈴木 郁美(長崎大学情報データ科学部 准教授)
■参考URL:https://www.idsci.nagasaki-u.ac.jp/staff/staff17.html
【募集人数】 40名
※カメラとマイクを備えたデバイス環境を有し、オンラインでの参加を希望する方。
●参加費無料
●申込方法などは次回!
◎画像素材の話し
今回、告知のベースとなっている画像は、実はビッグデータと深い関係があります。これは、昨年まで当講座で講師を務めて頂いた正田備也先生にお借りしたものです。ビッグデータの分析結果を示す美しいデザイン、必然の美しさに惹かれてお借りしました。
(正田備也先生は、今年度から立教大学大学院人工知能科学研究科の教授としてご活躍されています。)
■潜在的ディリクレ配分法(LDA)による国会会議録のトピック分析(正田研究室 @ 長崎大学 (平成25年2月12日作成)
上の図が伝えようとしているのは,直感的に言えば「戦後日本を表す千の話題」です.国会会議録を潜在的ディリクレ配分法(LDA: latent Dirichlet allocation)という手法で分析,“全自動で”千の話題を抽出しました.各話題は20個のキーワードで表されています.上の図のあちこちで,同じ色で塗りつぶされた円が20個,龍のように連なっていますが,それぞれがひとつの話題を表しています.千の話題のなかには,“話題”というよりもむしろ,それぞれの時代の政治家に特有の“言葉遣い”を表しているものもあります.