一般公開講座①その3. データサイエンスの技法

2020年度、一回目の一般公開講座は、4月にスタートした新設の情報データ科学部の先生に講師としてご参加いただきます。

情報データ科学部は、長崎のIT産業の活性化にも大きく寄与するものと期待されていて、新設にあたっては、工学部情報工学コースに全国から集まった多彩な先生方が加わり、充実の船出となっています。

今回の「未来の暮らしを拓く、データサイエンスの技法。」では、まず前半に「データ解析の基本」と題して梅津佑太准教授が講演されます。
ビッグデータを分析すると言っても、解析する方法はいくつもあります。最近の人工知能ブームも相まって、統計や機械学習を利用したデータ分析に注目が集まり、実務の現場でも積極的な活用を試みられていると思います。そこで、どんな分析方法があって、解析結果にどの程度の信頼性があるのかというようなデータ分析の基本について話していただきます。

梅津先生の研究から「シングルセルデータのクラスタリング結果の2次元プロット」


後半は、コンピュータの発達により、データの処理量が格段に増え、AIとして活用されているいま、鈴木郁美准教授が「テキストデータ解析の紹介」というテーマで、テキストデータの解析について、自然言語処理の基本的な解析方法から近年盛んに研究が行われているニューラルネットワークを使用した方法までを、デモを交えながら紹介してもらいます。
私たちの暮らしのなかで、ビッグデータの活用が既に身近になっていることを感じてもらえたらと思います。

一般公開講座のお申し込みは、こちらをご参照ください。
https://it-rct-nagasakiuniv.blogspot.com/2020/05/13301600zoom.html



既存の長崎のIT産業が器をますます大きくして、情報データ科学部から巣立つ若きエンジニアを迎える、その両輪がしっかりと廻り始まる。長崎県の発展の要となっていきます。


長崎大学情報データ科学部 HP : https://www.idsci.nagasaki-u.ac.jp/index.html







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